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2009年5月31日 (日)

「ブラック・スネーク・モーン」

サミュエル・L・ジャクソンが信心深いけど頑固な農夫を演じます。クリスティーナ・リッチはタンクトップとパンツ一丁です。おしりの小さい女性はパンツ一丁が絵になります。色気は感じず、むしろさわやかです。脱いだら貧相でしょうけど。

アメリカに限らず、日本やイギリスの映画にもある、"田舎はなんでもありモノ"です。田舎は閉鎖的で、公然の秘密があって、独自のルールがあって、とんでもないことが行われているという映画です。都市部に住む人からすると、とても同じ時代、同じ国のできごととは思えなくて興味をそそられるのだと思います。

「ブラック・スネーク・モーン」のあらすじ
彼氏が州兵として入隊したとたんに、遊びに出かける女。彼女は一人でいることが耐えられない。

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2009年5月29日 (金)

「4分間のピアニスト」

ピアノの才能はあるのに、環境に恵まれずに育ってしまいこんなに荒れてしまいましたというような内容。かといって社会環境の悪さを問題にしているわけでもないです。なにか弁護人が量刑を軽くしてもらうための言い訳じみた映画です。

映画に迫力を出すためか、ドラマチックにするためか、主人公の反抗的な態度が何度も出てきます。それでますます状況が彼女に不利になるのですが、自業自得だろうと思ってしまいます。監督の意図ではないと思いますが。

ピアノ教師の大戦中の回想シーンがありますが、目的が理解できませんでした。

「4分間のピアニスト」のあらすじ
ドイツの刑務所で、年老いた職員が受刑者にピアノを教えることになった。彼女は新入りの女囚の才能に驚く。

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2009年5月24日 (日)

「コマンダンテ」

オリバー・ストーン監督がキューバのカストロ議長に密着してインタビューした映画。インタビューがこま切れなので大した内容はありません。数年前に見たフランスのドキュメンタリーのほうが、カストロ議長の脱線しがちな長話が見られておもしろいです。

この程度の内容なのにアメリカで上映禁止になったというのが驚きです。アメリカとソ連に振り回された小国リーダーであるカストロの、半分諦めたような愚痴は年取って丸くなったからでしょうか。カストロの言っていることの真偽は、彼が死んでから何年かしたらわかってくると思います。アメリカ側からの報道がどれだけ正しかったかも検証できます。イラク進行での報道でさえあれほど偏っていたのだから、昔はもっとひどかったかもしれません。

"コマンダンテ"というのは、司令官と言う意味で、市民がカストロを呼ぶときの敬称であり愛称でもあるようです。映画の中で市民がカストロに声をかけて写真をとっています。もしかしたら市民でなくて、留学生なのかもしれませんが。為政者とのこの距離感は、北朝鮮とはもちろん違いますし、アメリカ人が大統領と対面したらもう少し敬意を表して固くなるでしょう。日本人が首相に声をかける感覚が一番近そうです。

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2009年5月21日 (木)

「厨房で逢いましょう」

すばらしいです。おもしろかった。緻密で繊細な描写です。意味がわからないところもあったので、もう一度見直さないと。

ストーリーは大したことがないのですが、展開が予測できないので飽きません。話が進むうちに映画のテンポや雰囲気も変わっていきます。   

注意です。映画館でもないとなかなかエンドロールの最後まで見ることはないでしょうけど、この作品は最後まで倍速にしないで見ないといけません。音楽のおしり数小節で和音がガラッと変わって、聞かせるハッピーエンドです。これを聞き逃したら映画の後味が変わってしまいます。

「厨房で逢いましょう」のあらすじ
ドイツで予約のとれない店を経営するデブでハゲの天才シェフ。彼は料理一筋で、趣味といえば日曜日にカフェに行ってウェイトレスを眺めることぐらい。

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2009年5月17日 (日)

「シビル・アクション」

法廷ものです。ジョン・トラボルタが改心する弁護士を演じます。見た目が悪そうなのでこの配役はうまくいっているとおもいます。彼のような弁護士を英語では"救急車の追っかけ"と言います。救急車を見たら追いかけていき、名刺を渡して訴えなさいとけしかける様子を揶揄する言葉です。映画でも使われています。

法廷ものの映画というとまず思い浮かぶのが、「運命の逆転」。細かい矛盾を弁護士が探し出すところや、善悪がはっきりしないところがおもしろかったです.
大企業に市民が立ち向かうという話なら、「スタンドアップ」がありました。シャーリーズ・セロンがセクハラで会社を訴える映画です。大企業のおごりがよくわかります。

それにしても弁護士という職業は不思議です。特に弁護士会が納得いかない。自主独立の精神と言って、暴力団や明かに悪いことをした会社の顧問になっているような弁護士は除名にしたらどうでしょう。そのような団体を弁護するなと言っているのではありません。顧問弁護士になるのはおかしいでしょう。反社会的です。弁護士でなくて擁護士です。

「シビル・アクション」のあらすじ
傷害訴訟を専門にしているやり手の弁護士。名前を売るために行っているラジオ番組に公害の相談がきた。

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2009年5月14日 (木)

「きみに読む物語」

設定がつまらない。本を読み聞かせるという設定からの展開がみえみえです。これなら本の内容だけを映画にしたらよさそうですが、そっちも内容が薄いのでこれだけでは間が持たなかったのかもしれません。

くだらないだとか、低級で見るに耐えないというわけではなく、単純につまらない映画です。最後まで見たのは、前半がつまらなくても後半にグッとおもしろくなる映画がときどきあるからです。

こういう映画を日本で配給する会社があるというのが驚きです。映画の配給は一本一本権利を買うのでなくて、パックにして買う場合もあると聞きました。この映画は何か別の作品のおまけだったのかも。

「きみに読む物語」のあらすじ
認知症で病院に入院している老女に、ボランティアの老人が本を読み聞かせる。

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2009年5月 9日 (土)

「それでも生きる子供たちへ」

戦争、病気、ドラッグ、犯罪、貧困などに苦しむ世界中の子供達を描いた7つのオムニバス映画。社会にある問題は大人だけの問題ではなく、子供にも影響するようすが描かれます。子供は大人よりも社会問題の影響を大きく受けてしまいます。

子供を守るためには、大人がしっかりしないといけない。大人は自分たちのことだけを考えずに、子供たちを犠牲にしているという認識が必要だという、強いメッセージの映画です。

「それでも生きる子供たちへ」のあらすじ
反政府ゲリラの少年。村々を巡って政府軍を襲う生活をもう2年も続けている。

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2009年5月 6日 (水)

「神さまは太陽のあたたかさ」

"親を受け入れる"というテーマを2つの立場から描いています。登場人物の設定がうまいので、ストーリーがすすむにつれて、テーマを深りさげられるようになっています。

「ボルベール<帰郷>」も登場人物の設定を工夫してテーマを強調しています。

これらの映画をみると、テーマ、脚本、ストーリーなどは映画の要素としてもちろん重要ですが、登場人物の設定も大事なんだなとわかります。職業、性格、登場人物間の関係がうまくできていれば、テーマも自然と読み取れてストーリーも無理がなくなります。

「神さまは太陽のあたたかさ」のあらすじ
救急外来で看護師をしている女。ある日、黒人の刑事をしている父が担架で運び込まれてきた。父は黒人の多い治安の悪い地域の担当だった。

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2009年5月 4日 (月)

「題名のない子守唄」

サスペンス仕立ての人間ドラマです。母性がテーマです。監督はニューシネマパラダイスの監督。

サスペンス仕立てだと、なぞをどれだけ解きながら話をすすめるのかが難しいところです。引っ張りすぎるとわけがわからずに退屈です。バラしすぎると、それはそれでつまらない。
始めからバラしてしまって、内容勝負の映画もまたおもしろいです。この映画はうまい具合に引っ張って、内容もしっかりしています。

家政婦として特定の家に入り込む似たような設定が「マスター・キートン」にありました。

ラストがなかなかよいです。

「題名のない子守唄」のあらすじ
ウクライナ出身の女はイタリアにやってきてすぐに、ある富豪の家で家政婦になろうとする。

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2009年5月 3日 (日)

「セックス・アンド・マネー」

原題は "FRIENDS WITH MONEY" 直訳ではお金持ちの友人たちです。映画そのものの出来は悪いですが、アメリカ人のお金に対する感覚がよくわかっておもしろい作品です。

お金だけが幸せではないという感覚は、アメリカ人にもあるようです。しかしその比重が違う。お金が一番大事だけど、それが全てではないという程度です。「幸せのちから」をみてもよくわかります。

ラストがビックリです。この結末では、どうやっても日本では流行りません。

「セックス・アンド・マネー」のあらすじ
仲良しの女性4人組。そのうちの3人は、裕福になっている。一人だけがまだ独身で家政婦をしている。他の3人は、彼女の仕事や恋愛について心配している。

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