« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月31日 (土)

「ドリーム・ガールズ」

最近はやりのミュージカルもの。成功したミュージカルを映画にするなら、映画として作った方が良いと思います。ミュージカルが成功するのは、ストーリーがおもしろかったか、ミュージカルとして出来が良いからでしょう。こんなふうに中途半端な映画にするなら、ミュージカルを撮影してそれをそのまま上映するほうがましです。
実在の歌手にまつわる話をてんこ盛りにつなぎあわせています。誰の話かわかりやすいような曲や衣装にしているところが、下衆で嫌悪感がはしります。アメリカ人の"芸術"に対する考えのゆがみ具合がわかる作品です。

「ドリーム・ガールズ」のあらすじ
車のセールスマンが、オーディションで女性3人のボーカルグループに目をつけて、あの手この手で売り出しを始めた。

| | コメント (0)

2008年5月27日 (火)

「不都合な真実」

元副大統領のアル・ゴアが地球温暖化の危機を訴えて、具体的な行動を提案する映画です。ものすごい説得力です。正確なデータに基づく論理的な説明に圧倒されます。車の購入は税金を下げて、ガソリン高くして乗らないようにして、集めた税金で道路を作るという支離滅裂でバカ丸出しな自民党と公明党の政治家が日本人として恥ずかしくなります。
ゴア氏の生い立ちが何度か出てきて、これは宣伝かと思いがちですが、よく見ると説得力を増すための手段だとわかります。
彼はブッシュと大統領の座を争い、投票結果をめぐって裁判にまでなりました。彼が大統領になっていたら世界はかなり変わっていたでしょう。もしかすると、まだ可能性があるかも。

| | コメント (0)

2008年5月24日 (土)

「手紙」

泣いといて言うのもなんですけど、ストーリーに無理があります。泣ければ良いってもんじゃないんです。泣けるから良い映画とは限りません。泣いといて言うのもなんですけど。例えるなら、シオ吹くのとイクのは別です。関係ないか。
沢尻エリカの演技は良いです。吹石一恵と風間杜夫は役どころがつまらなくて、良い役者なのに気の毒です。

「手紙」のあらすじ
泥棒に入った家で人を殺してしまった兄。弟は人殺しの家族と言われ、仕事も長続きしない。

| | コメント (0)

2008年5月21日 (水)

「アジアンタムブルー」

最近の日本映画に多い、"病気モノ"の映画。おまけにつまらない。ストーリーも脚本もつまらない。松下奈緒の演技は悪くはないけど、演じるというほどの役がない。阿部寛がうすっぺらい役どころを、なんとかしようと演じる様子が痛々しく見える。駄作。

「アジアンタムブルー」のあらすじ
エロ本の編集をしている男は、SMの女王から新人カメラマンの女を紹介された。彼女は駆け出しで、水たまりの写真をとっている。

| | コメント (0)

2008年5月17日 (土)

「幸福のスイッチ」

おもしろい。日本の映画も捨てたもんじゃないと思わせる作品。
主役が上野樹里なので演技はケチのつけようもなし。本上まなみも抑えぎみで脇に徹しています。
父親役の沢田研二が、映画の雰囲気を作っています。他の役者だったらうまくいったか分かりません。演技がどうこうでなくて、この映画は父親の印象が、映画のストーリーとテーマに真実味をあたえます。
別の役者が父親役だったら、例えば、演技に定評のある佐藤浩市や風間杜夫が父親役だったら、この映画は成り立たなかったでしょう。西田敏行や津川雅彦でも、映画がわざとらしくなってしまったでしょう。タイガースつながりで、岸部一徳なら...結構いけたかもしれない。

「幸福のスイッチ」のあらすじ
駆け出しのイラストレータ(上野樹里)は上司と喧嘩して会社をやめた。ちょうど田舎で電気屋をしている父が骨折したので、実家を手伝うことになった。

| | コメント (0)

2008年5月14日 (水)

「魂萌え」

女性が書いたとすぐ分かるお話。男には書けない話です。よい意味でも、悪い意味でも。
それにしてもこの映画のキャストがすごい。寺尾聰、トヨエツ、常磐貴子、三田佳子。ストーリーからして、それほど興業成績がのぞめるわけでもなし、主役以外の役に魅力があるわけでもなし、どうやって交渉したのか不思議です。
気になったのは、音楽が映画に合っていません。だれがこんなと思ってエンドロールを見ると、アコーディオンのcobaでした。失礼。
見どころはやはり主役の風吹ジュンの演技でしょう。

「魂萌え」のあらすじ
定年退職後3年で夫がなくなった。どうやら夫には妻にかくしていたことがあるらしい。

| | コメント (0)

2008年5月 8日 (木)

「グッドナイト&グッドラック」

この映画、監督はジョージ・クルーニー。彼がこの映画を作ったのは、現在のアメリカのマスコミに喝を入れたかったからではないでしょうか。
マスコミは権力に立ち向かう気概を持ってほしいというテーマですが、もっと大きな問題があります。客観性と社会への批判精神です。
マスコミ自身がどんなに正しいと思って報道しても、客観性を失うと、マスコミは宣伝として利用されます。9.11以降、アメリカのマスコミは北朝鮮や中国の国営放送のようでした。
また、ほとんどの国民がブッシュを支持していた当時、政策批判を遠慮していたというより、積極的に世論を煽っていたその批判精神のなさが問題です。若干批判めいた報道をしていた、ABCニュースのピーター・ジェニングスは視聴者からの苦情で降板させられました。

「グッドナイト&グッドラック」のあらすじ

1950年代マッカーシー議員による赤狩りは、CBSテレビの報道番組にも影響していた。番組スタッフは意を決して、マッカーシー議員を取り上げた番組を作ることにした。

| | コメント (0)

2008年5月 5日 (月)

「スパーク 見えない境界線」

主演は、「ハッスル&フロウ」のテレンス・ハワード。こちらが1998年なので、あちらより7年前になります。この作品でも、どうしようもないワルを演じています。口先だけで行動が伴わない。いきがっているけど意気地がない。
この作品、原題は"SPARK"です。邦題がいけません。意味がわからないし、作品の内容と合っていません。映画の後半での意外な展開がこの作品のウリなので、その辺を匂わすようなタイトルが良かったのでは。

「スパーク 見えない境界線」のあらすじ
大学に進学する彼女をL.A.まで車で送って行く途中、砂漠の真ん中で車が故障してしまった。自動車修理屋の少年が通りかかって、修理してもらうことになった。

| | コメント (0)

2008年5月 3日 (土)

「ハッスル&フロウ」

黒人がまともな仕事につけないのは環境が悪いからといったような映画ではありません。どんなろくでもないヤツにも自尊心があって、それが生きていく希望になっている。そんな自尊心がテーマのようなに思います。
それにしても、主人公が娼婦を言いくるめる時のの屁理屈がすごい。ワルにはワルの論理があるようです。

「ハッスル&フロウ」のあらすじ
メンフィスでポン引きをしている黒人の男。地元から育ったラップアーティストが帰ってきた時にデモテープを渡そうと、お抱えの娼婦と曲作りを始めた。

| | コメント (0)

2008年5月 1日 (木)

「フラガール」

正直まったく期待していませんでしたが、おもしろい映画でした。蒼井優、豊川悦司、そして母親役の富司純子の演技は文句なし。松雪泰子の配役はハマってますが、演技がもう一段上をいってほしいところ。演技じゃなくて演出が下手なのかな。
炭鉱の町がさびれていく流れが止められないというリアリティーが、作品の重みを出していると思います。最近の日本映画に多い、お涙頂戴の不治の病モノとは違います。ああいった適当なストーリーはその病気でなくなった人に失礼じゃないでしょうか。

「フラガール」のあらすじ
かつては炭鉱で栄えた福島県の田舎町。失業者対策もかねてハワイをイメージしたテーマパークが作られることになり、フラダンスのダンサーが募集された。

| | コメント (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »