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2008年2月26日 (火)

「SWEET SIXTEEN」

これもケン・ローチ監督。少年特有の正義感、危うさ、愛情がよく描かれていると思います。家庭の崩壊から少年が非行にはしるといわれますが、日本でも核家族化はどんどん進んでいるので、少年が育つにはよろしくない社会に向かっていると思います。どうにもこの傾向は避けられないように思います。
この映画のような状況は、あと10年もしたら日本でもあたりまえになってしまいそうです.

あらすじ
15歳の少年リアムの母は、刑務所に入っている。母の恋人と暮らしているが、ロクでなしで生活は荒れている。

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2008年2月23日 (土)

「やさしくキスをして」

内容は「素顔の私を見つめて」に似ています。体面を気にする家族との衝突です。しかし問題はもっと複雑で、宗教的、文化的にどうにもならない問題もでてきます。
映画の中で、イギリス人の差別的な考えだけは批判的に描かれています。イギリス人監督だから説得力があります。さすが巨匠ケン・ローチです。

あらすじ
パキスタン系イギリス人のDJは、カトリックの音楽教師に恋をした。しかし彼には親が決めたフィアンセがいた。

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2008年2月20日 (水)

「麦の穂をゆらす風」

アイルランドとイギリスの衝突についての映画といえば、「ブラディ・サンデー」や「マイケル・コリンズ」が有名です。この映画では、これらとは違った立場の人々が取り上げられています。
この映画にあるような対立を経ての1998年の和平合意はほんとうに奇跡のように思えます。舞台裏はどうだったのか。今後は和平合意を題材にした映画をみたいものです。

あらすじ
医者になるためにアイルランドからロンドンに行くことになった少年。しかし村では英国軍が理由もなく若者を殺す事件が頻発していた。

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2008年2月17日 (日)

「家の鍵」

この映画では、障害を持つ家族を引き受けるかどうかで主人公が悩みます。綺麗事ではない本音も出てきます。以前「トーク・トゥ・ハー」「約束」「アイリス」のときにも書きましたが、介護が必要な人の家族の苦労は計りしれません。精神的にも、経済的にも追い詰められています。
税金や保険料がもっと上がっても構いません.私は社会がもっと広く厚くサポートする制度が必要だと思います。そんな観点からするとこの映画のラストは納得がいきません。

あらすじ
男とは離れて暮らしていた少年は体に障害を持っている。ベルリンの病院で治療を受けるために、二人は電車に乗った。

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2008年2月16日 (土)

「カサノバ」

有名な俳優も出ているので期待してましたが、つまらないコメディでした。ドタバタ喜劇のようですが、おもしろいところがないのでただのドタバタです。
ミュージカルか舞台をそのまま映画にしたような作品。中世を舞台にしていて、セットや衣装に金がかかっているのですが、中世の感じがありません。

あらすじ
18世紀のベネチア。プレイボーイのカサノバは、放蕩がすぎて教会から異端としてにらまれている。

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2008年2月14日 (木)

「真珠の耳飾りの少女」

たった一枚の絵画から想像を膨らませてできた映画です。おもしろいアプローチだとおもいます。白いキャンバスに画を描くように、登場人物、性格、人間関係、会話、ストーリーを決めていく。あるいは、監督にはフェルメールの絵画から、この映画のストーリーが読み取れたのかもしれません。
少女を演じるのはスカーレット・ヨハンソン。「アイランド」でユアン・マクレガーと共演したあの女優です.

あらすじ
オランダの画家フェルメールの家で住み込みで働くことになった少女。フェルメールは神経質で、アトリエにあるものは一切移動してはならなかった。

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2008年2月11日 (月)

「母たちの村」

この映画で出てくる"割礼"というのはクリトリスの切除です。クリトリスの包皮ではなく、クリトリスそのものの切除です。この映画では、残酷な儀式の糾弾とともに、女性蔑視も糾弾しています。
日本ではこんな風習はありませんが、女性蔑視は依然として残っています。そんなことはないという男の人は多いかもしれませんが、あなたは週に何回炊事をしますか。女性と同じ回数炊事をしている人は稀でしょう。女性を軽んじていることさえ気づかない、それを当然と思っている。そんな男たちに見てほしい映画です。
ちなみにクリトリスといえば、「ジョニー・スエード」で初主演したブラッド・ピットがクリトリスについて得意気に語るシーンでは、彼の演技力が光っていました。

あらすじ
アフリカのセネガルの小さな村。女の子はまだ小さいうちに割礼の儀式を受ける。ある年6人の女の子が割礼を嫌がって逃げ出した。

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2008年2月 7日 (木)

「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」

ローリング・ストーンズは、現在ロックと呼ばれている音楽を始めた、いくつかのグループのうちの一つです。当時はリズム・アンド・ブルーズと呼ばれていた音楽をしていたことは、この映画を見てもわかります。しかし、いつからロックという言葉の意味が変わったのかはわかりません。
この映画では、金髪で美人のヌードがこれでもかと出てきます。みんな胸の形がきれいです。監督は胸フェチに違いありません。
気難しいブライアン・ジョーンズのことがよくわかる映画です。

あらすじ
ローリング・ストーンズのギタリスト、ブライアン・ジョーンズは大邸宅を買った。キースの家の改造もした建築家に内装を頼むことにした。

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2008年2月 4日 (月)

「プルートで朝食を」

良くできた映画です。
愛情に飢えた主人公が、母を探して都会に出て、都会に飲み込まれていくさまがまじめに描かれています。
いつもは家族がいることをあたりまえに考えていますが、家族が一人もいなくなったらどれだけ孤独を感じるのか。どれだけ心がすさんでいくのか。この映画を見るとよくわかります。

あらすじ
生まれたばかりで教会に捨てられたパトリックは、小さいころから女装が好きでオカマになってしまった。母を探すために、アイルランドからロンドンに出て行く。

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2008年2月 2日 (土)

「ココシリ」

実話に基づいた映画のようです。
パトロール隊の活動を通して、中国の山奥の社会問題が見えてきます。背景にはもっと問題がありそうですが、中国と香港の合作なので、この辺が限界でしょう。
素材は面白いのですが、映画としての出来はもうひとつ。パトロール隊に同行する記者を、ストーリー・テラーとして使っているのも芸がありません。

あらすじ
標高4700mの高地ココシリ。チベットカモシカの密猟者を追って、ボランティアのパトロール隊が山に入った。

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