2012年5月 5日 (土)

「アリス・イン・ワンダーランド」

ティム・バートンとジョニー・デップのコンビの不思議の国のアリス。

ティム・バートン監督というのは本当にすごいです。映像の一コマ一コマが絵画のようです。想像力あふれるというのは、彼のような人をいうのだと思います。映画を作るのはお金も時間もかかるので、おそらく彼の頭の中には映画に出来なかったアイデアが何百倍、何千倍もあるのだと思います。

人間の想像力というのは限界がないのだとよくわかります。ひょっとすると自分にももう少し想像力があるのではと、とりあえず妄想を膨らませてみます。

「アリス・イン・ワンダーランド」のあらすじ
子供の頃から、繰り返し変な夢を見てきたアリス。年頃になって求婚された。

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2012年4月25日 (水)

「食べて、祈って、恋をして」

ジュリア・ロバーツの代表作となりそうな作品。

結婚、仕事、子育て、恋愛といった悩みを抱える女をジュリア・ロバーツが好演します。
主人公は、バリやインドで瞑想をします。西洋人がヨガや瞑想、仏教に求めているものがわかります。自分たちの社会にはない、何か神秘的な"真理"のようなものを欲しているのだと思います。絶対的な答えを求めるという考え方は西洋的なので、求める答えは得られません。しかし考え方に問題があることに気づけば、元々の心の問題は解決します。

この映画では、主人公は東洋的な考え方にたどり着くことができます。西洋人がこの映画を見てそのへんがわかるかどうかは疑問ですが。

「食べて、祈って、恋をして」のあらすじ
ニューヨークで作家をしている女。旅行先のバリの占い師に離婚すると言われた。

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2012年4月14日 (土)

「人生万歳!」

ウディ・アレン監督の作品。彼の初期の作品のテイストがあります。

最近のウディ・アレン作品は、年の功から隙がないのですが、毒が薄れて物足りなさも感じます。この作品は、台詞や演出こそマイルドですが、ストーリーには毒があります。

言いたいこと、伝えたいことを多くの人にわかってもらうには、表現は控えめな方が良いという判断か。私も年を重ねてなんとなくわかります。

「人生万歳!」のあらすじ
年老いた天才物理学者のうちに、若い家出娘が同居することになった。

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2012年4月 8日 (日)

「ウディ・アレンの夢と犯罪」

ウディ・アレン監督の作品。ユアン・マクレガーが主演です。ケレン味がないのでウディ・アレンのファンには物足りないかもしれませんが、たまにこういう作品を作るので、彼の評価はますます高くなります。

犯罪に手を染める、そのきっかけとなる出来事や心の弱さ、そして強い欲望をじっくりと描いた真面目な作品。罪を犯した人は、なぜそうしたかわからない。心の弱さから石が転がるように状況が悪くなる。一方ではたから見ると、自業自得の面もある。現状を何とかしたいという希望あるいは夢と、犯罪が表裏一体だという視点がこの映画のポイント。

「ウディ・アレンの夢と犯罪」のあらすじ
ギャンブルにはまっている弟と、父のレストランでくすぶっている兄。二人は中古のヨットを買うことにした。

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2012年3月31日 (土)

「マイレージ、マイライフ」

ジョージ・クルーニーが主演。とても良くできた映画です。話の展開、伏線の張り方、見事です。それほど面白くはないですけど。

日本では派遣労働がすっかり浸透してしまいました。不安定な雇用で精神的な負担は大きいと思います。しかしこの映画を見ると、まだ最後の一線は超えていないことがわかります。終身雇用制度です。日本ではまだ当たり前なのですが、アメリカで終身雇用なのは大学の名誉教授ぐらいです。ちなみに、終身雇用の権利はテニュアと言います。

「マイレージ、マイライフ」のあらすじ
人員整理の解雇通告を、企業に代わって行っている男。全米を出張で飛び回っている。

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2012年3月25日 (日)

「闇の列車、光の旅」

貧困と暴力をテーマにした佳作。よく出来ています。

メキシコの治安の悪さがよくわかります。暴力がはびこっているだけではありません。警察の目が行き届いていません。司法の力が感じられません。社会に正義がありません。文明社会とは言えません。もうこうなってしまうと、元に戻せるのかわかりません。社会にとって、治安が良いということが大切だということがわかります。

治安の悪化は貧困が一番の原因です。一方で、治安が悪い社会では希望が持てなくなって、ますます治安が悪くなることが、この映画を見るとわかります。警察の怠慢とバカな大人が増えていることから、日本の治安は悪くなる一方です。日本がどうなるのか不安でたまりません。

「闇の列車、光の旅」のあらすじ
メキシコのギャング団のメンバーの男。新しいメンバーにするために、まだ小さい男の子をリーダーに引きあわせた。

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2012年3月16日 (金)

「月に囚われた男」

変なタイトルですが、月を舞台にしたSFです。面白いです。

SFの面白さって、どんなところにあるのでしょうか。未来を予想してくれる。未来への希望を持たせてくれる。未来への不安を感じさせる。新しい概念を提示する。未来の人間の考え方を提示する。さらに未来と対比させることで、現代の社会の問題も浮き彫りになります。

主人公の月面基地での仕事、普通の人には耐えられないでしょうが、私はすこし魅力を感じます。海洋油田を舞台にした「あなたになら言える秘密のこと」でも、その社会と隔絶した仕事に憧れました。

映画についてですが、設定に細かい矛盾があります。こういう未来はこないでしょう。映画は面白いですよ。

「月に囚われた男」のあらすじ
月面で資源採掘をするために3年間の単身赴任をしている男。基地ではたった一人で、話し相手はコンピュータ。

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2012年3月10日 (土)

「戦場でワルツを」

アニメですが、a-haのtake on meのようなアニメです。1982年にベイルートで起きた虐殺を描いています。

虐殺は、レバノンとパレスチナのイスラム教徒を難民キャンプに閉じ込めたイスラエルが、キリスト教徒による虐殺を黙認したというのが事実のようです。イスラエルの関与が曖昧なので、あえてそれを取り上げたところにこの映画の価値があります。

パレスチナの紛争は、どうにもこうにも解決の目処がありません。他の地域では解決が難しいといわれた問題でも、解決したものがあります。北アイルランド、中国とロシアの国境、インドとパキスタンの国境紛争さえ、つい最近進展がありました。

これらの地域と違うのは、パレスチナがまだ国家として自立していないことです。国家と国家なら、テロがあっても国家間の大局的な判断が可能な場合があります。ですからアメリカがパレスチナを国家として認めないことが、紛争解決を遅らせていると言えます。

また、中東諸国が独裁維持を優先させて、イスラム教諸国間で団結していないことも原因でしょう。アメリカや西欧諸国がサポートしてきたことで独裁国家が続いています。中東の民主化が進めば、こちらの原因も改善されていくでしょう。

「戦場でワルツを」のあらすじ
1982年にベイルートにいたイスラエル兵士。当時の記憶が無いので友人を訪ね歩く。

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2012年3月 4日 (日)

「フローズン・リバー」

貧困と道徳心を描いた佳作。

善人と悪人、白人と先住民、うまく対比させることで、彼らの抱えている問題は同じで、道徳観にも違いがないという、この作品のテーマがよくわかります。

アメリカの貧困を描いた映画やドキュメンタリーを見ると、どんな貧乏な人でも車を持っています。車がないと生活できないとよく言われます。車がなくても生活できるようなまちづくりをしたら良いのにと思います。もしかすると、都市でもないのに車なしで集まって生活するのは、自尊心が許さないほど貧乏を感じさせてしまうのかもしれません。

自尊心から生活保護を受けない人が日本にはいます。一方で、生活保護費をピンハネする貧困ビジネスがあります。自尊心を傷つけずに保護するべき人を保護する良い方法はないでしょうか。お役所が給付するというスタイルがまずよくないです。困っている人には当然の権利だという教育が必要でしょう。

「フローズン・リバー」のあらすじ
カナダとの国境の街に住む、ギャンブル好きの夫に逃げられた妻。二人の息子に満足な食事もさせられない。

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2012年2月22日 (水)

「レニングラード 900日の大包囲戦」

ナチスに包囲されたレニングラードの様子がよくわかる作品。

歴史の勉強になります。補給を絶たれて食べるものがない状態が描かれます。作品中でちらっと、人肉を食べているような人が出てきます。実際はどうだったのでしょうか。

街中に食べ物がなくて、ばたばたと餓死者が出ているような状況なら、もっと死体を食べていたのではないでしょうか。もしそうなら、そこを描かないとおかしい。もしそうでないなら、そうしなかった精神を描かないのは不自然。

「レニングラード 900日の大包囲戦」のあらすじ
ソ連のレニングラードに取材に入ったイギリス人の女性記者。レニングラードがナチスに包囲されてしまい、脱出できなくなる。

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